【衝撃】ITパスポートに10点足りず590点で落ちた話

あいさつ

はじめまして。情報系大学に在学しているIT初心者の大学生です。

今回は、僕が2回目となるITパスポートを受験してきた話をしていこうと思います。前回の結果については、語ると僕へのダメージが大きすぎるのでまたいつか…

衝撃の結果

さて、今回の受験結果についてですが600点満点中590点。10点足らずに見事不合格という結果となりました🥹

ITパスポートの合格基準は2つあり

  • 試験全体で1000点満点中、600点以上
  • 各分野(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)でそれぞれ1000点満点中、300点以上

の2つの条件を満たした場合に合格することができます。

僕の場合、”各分野(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)でそれぞれ1000点満点中、300点以上”の条件は満たしていました。

しかし、”試験全体で1000点満点中、600点以上”の条件を満たすことができずに不合格となりました。

正直、今回受験するにあたって前回よりもテキストでのインプット・過去問道場でのアウトプットともにやりこんでいたとは思うのですが、10点足らずの不合格ということで対策が足りなかったことを反省しています…

今回はそんな僕が「同じように落ちた人、これから受ける人」の参考になればと思い体験をまとめます。

ITパスポートとは?

ITパスポートとは

  • ITに関する基礎的な知識を証明する国家試験
  • ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の3分野から出題
  • 120分で100問の多肢選択式(四肢択一)
  • 誰でも受験可能で、受験資格は一切ない
  • 合格率は50%前後で、IT関連の試験としては比較的高い合格率
  • 合格した場合の有効期限はなく、一度合格すれば生涯有効

となっています。

ITパスポートの合格者の平均年齢は29歳前後で、最年少合格者はなんと7歳となっています😮

当日のスコアと結果詳細

そんな中で、僕の受験結果についてまとめると以下のようになります。

分野 評価点 合格基準
総合評価点 590点/1000点 600点以上/1000点
ストラテジ系 575点/1000点 300点以上/1000点
マネジメント系 535点/1000点 300点以上/1000点
テクノロジ系 515点/1000点 300点以上/1000点

この表からもわかる通り、各分野の評価点については問題なかったのですが、総合評価点が-10点となり不合格となっています。

試験が終わって、この結果が画面に表示されたときには思わず「まじか…」と声が出てしまいました。帰りに荷物を預けているロッカーに行った際には、高校生~大学生ぐらいの年代の人たちが「受かったよ!」「おめでとう!」といった会話をしていたのを聞いて「頑張ってるなぁ」と思ったのと同時に、2回目の受験となる自分は余計に惨めな気持ちになりました😭

なぜ落ちたのか?

今回このような結果になった原因としては大きく3つあると考えています。

  • 苦手な計算問題の対策を放置していた
  • 用語に対する理解があいまいだった
  • 過去問道場で過去10年分ばかりを対策していた

まず、“苦手な計算問題の対策を放置していた”について。

自分は用語についての問題は分野を問わずある程度解けていたのですが、計算問題については過去問での正答率が30%前後となっていて明らかに苦手分野となっていました。ITパスポートの計算問題の出題率は例年10%以下となっていて合格のみを目的とする場合、捨てる選択肢もあるにはありますが確実に合格したい場合基本情報技術者試験を受ける予定の人はしっかりと対策をしておくべき分野だと思います。

実際の問題はこちらのURL「https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php」から解くことができるのでまだ解いたことがない人はぜひ一度解いてみることをおすすめします。


次に、用語に対する理解があいまいだったについて。

ITパスポートの試験問題の大半は「用語についてきちんと理解できているか?」を問う問題となっています。具体的には

  • WBSとはどのようなことに活用されるか?
  • システム設計における内部設計とは何か?
  • 情報セキュリティの3要素のうち【機密性・完全性】あと一つは何か?

など何も対策をしていない状態だと意味不明の単語がいくつも出てきます。ITパスポートで扱われる用語は約1000語ほどとなっていて一つ一つを調べながら学習していくにはあまりに膨大な量なのでテキストを読みながら全体をぼんやりと理解していきながら用語への理解も深めていくのが大切だと思います。

僕が実際に使用した教材は“キタミ式 ITパスポート”だったのですが、この教材は若干他の教材と比べてページ数が多いことは多いですが、その分ITについて全くの初心者でもイラストがふんだんに使われていてとても理解しやすい教材になっています。


最後に、過去問道場で過去10年分ばかりを対策していたについて。

これについては自分自身の対策方法を客観的に分析できていれば防げたことだと思っています。試験日が迫る中で計画していた対策ができなかった分が後に後に回ってくると過去問対策の時間が削られていき、そんな中で「せめて10年分だけでも完璧にしよう」と考えてしまいました。

実際に過去10年分の正答率は80%程度まで持っていくことができたのですが、それ以前の問題を解いてみると正答率が55%程度と大きく下がっていしまいまし。このことから、過去問対策の時間があまり取れなかったとしても過去問の年代はあまり絞らずにまんべんなく対策していくことが大切だったなと思っています。

さいごに

今回自分が受験したITパスポートは情報系資格の中でも“ITSSレベル1”と初学者向けの資格となっています。

しかし、いくら初学者向けとはいえ国家資格。対策が不十分だと僕のように不合格となることも十分にありえます🥲

ITパスポートをこれから受ける人・落ちてしまって再受験する人はこの試験を甘く見ることなくしっかりとした対策をして受験することを強くおすすめします。

僕はこれからITパスポートは受けずに7月下旬の基本情報技術者試験に向けて対策をしていこうと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!皆さんの合格を願っています🙏🏻

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